書誌事項
- タイトル別名
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- Metabolic syndrome and risk of stroke incidence in a rural community in Japan
- メタボリックシンドローム ト ノウソッチュウリカン : 18.6ネンカン ノ コホート ケンキュウ
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抄録
<p>目的 地域集団における18.6年間の前向きコホート研究によりメタボリックシンドローム(MetS)と脳卒中罹患との関連について検討すること。</p><p>方法 1996~98年の愛媛県旧O市の基本健康診査受診者4,068人(40~74歳)のうち,脳卒中の既往者を除く3,969人を対象とし,2018年12月末までの脳卒中罹患または脳卒中による死亡の有無を調べた。わが国のMetSの診断基準に基づき,ベースライン時のウエスト周囲長高値の有無と血圧高値,脂質異常,血糖高値のリスクの保有個数(0個,1個,2個以上)の組み合わせにより6群に分けた。カプラン・マイヤー法によるMetSの生存曲線の解析,ならびにCox比例ハザードモデルを用いて全脳卒中,出血性脳卒中,脳梗塞別に性年齢調整済みハザード比と人口寄与割合を算出した。</p><p>結果 追跡期間中,376人の脳卒中罹患を把握した。MetSの割合は,脳卒中罹患ありの群15.2%,なしの群9.4%であり,有意な違いを認めた。ウエスト周囲長正常かつリスク0個の群を基準とした場合,全脳卒中,ならびに脳梗塞に対して,ウエスト周囲長にかかわらずリスク1個,ならびに2個以上の群で性年齢調整済みハザード比が2倍程度の有意な上昇を認めた。全脳卒中に対する人口寄与割合は,ウエスト周囲長正常かつリスク1個の群で最も高かった(18.9%)。</p><p>結論 脳卒中罹患に対してMetSの寄与は大きくなかった。これまでの知見と同様,非肥満であっても血圧高値などのリスクが少なくとも1個あれば脳卒中罹患リスクは高まった。</p>
収録刊行物
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- 日本公衆衛生雑誌
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日本公衆衛生雑誌 69 (5), 394-402, 2022-05-15
日本公衆衛生学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390855112745650944
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- NII書誌ID
- AN00189323
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- ISSN
- 21878986
- 05461766
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- NDL書誌ID
- 032155255
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- PubMed
- 35296595
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可