書誌事項
- タイトル別名
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- ジョウホウ ショリ カツヨウ ノウリョク ノ ケイセイ ニ カンヨ スル ショ ヨウイン ノ チュウシュツ ト カンレン コウゾウ ノ カイメイ 1 ジョウホウ ショリ カツヨウ ノウリョク ニ カンスル ジレイテキ コウサツ
- Extraction and Elucidation of Various Factors Taking Part in Formation of Information Processting & Activity literacy ( 1 )
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説明
type:Article
本研究は, 情報処理能力の形成に関与する諸要因の抽出とそれら要因の関連構造の解明をすることを目的とするものである。本稿はその第1稿として情報処理および情報活用能力というものをどのようにとらえるべきであるかを事例に即してミクロなレベルで考察し, 情報処理能力の分類と階層化を試みている。 昨年, 文部科学省は『情報教育の実践と学校の情報化~新「情報教育に関する手引」~』を公にしている。これは急速に進展する情報化社会に適応し, その社会の中で「生きる力」を育むべき子どもたちに対する情報教育の新たな指針である。情報化社会は生活利便性を高める側面がある一方で, 「影の部分」を同時に合わせ持っている。影の部分の影響を極力排除した有効な情報処理能力の育成は, 情報伝達・情報処理手段が急速な進展を見せる今日においては, 事態に応じた弾力的な対応が求められる領域である。今現在最も重要で有効であると信じられているひとつの能力は, 来年には人々の関心にのぼることもなくなるかも知れない。情報教育そのものだけでなく, 情報教育研究も新しい事態に対応すべく時々刻々進化発展していかなければならないはずである。本稿に書かれている事例は, 遠くない日に「古びた」ものとなることであろう。情報教育に関わって言えば, 「不易」の部分がどこにあるのかを見極めていくことも重要な課題のひとつである。
This research aims to extraction and elucidation of various factors taking part in formation of information processing & activity literacy. In this text, I take up one case, and am doing micro consideration. It is how I should catch the information processing and the information use literacy. And, I am trying the classification and hierarchizing the information processing literacy. But one literacy believed to be the most important and effective now might come not to be going to rise to people's concerns next year. I think that the research of the information education should always correspond to the new ball game. It is necessary to do consideration always flexibly. Soon, I guess, the case written in this text is to become "Became antiquated". So, it is an important problem to ascertains the part of "Invariant" of the information education.
収録刊行物
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- 大阪教育大学紀要 第IV部門 : 教育科学
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大阪教育大学紀要 第IV部門 : 教育科学 52 (1), 49-63, 2003-09-30
大阪教育大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390855190129297792
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- NII論文ID
- 110000119555
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- NII書誌ID
- AN00028222
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- ISSN
- 03893472
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- NDL書誌ID
- 6897012
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles