高校共通教科情報におけるモデル化とシミュレーション授業の検討と実践

この論文をさがす

抄録

平成30年告示の新学習指導要領では,高等学校の共通必履修科目「情報Ⅰ」でモデル化とシミュレーションについて言及されている。本研究は交通渋滞を題材として採り上げ,限られた授業時間数でモデル化やシミュレーションの授業を行うことが可能かどうかについて検証した。シミュレーションを行う際には Excel を活用した。高等学校 3 年生の生徒 40 名(男子 19 名,女子 21 名)を対象とし,全 6 時間の授業を行った。各授業終了時の Excel のシミュレーションデータから概ねの生徒が,社会や自然などにおける事象をモデル化やシミュレーションを適切に行ったり,グラフを作成したりしてその解釈を理解できていることが分かった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ