生活文化資源としての銭湯継承とレクリエーションを含む新規需要獲得の取り組み

書誌事項

タイトル別名
  • Challenges in inheritance of public bath and capturing new demand, including recreation
  • -Focusing on cases where non-relatives succeeded the business-
  • - 親族以外が事業承継した銭湯に着目して-

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説明

<p>銭湯は,日本の生活文化体験を求める外国人等の需要や,文化的価値を評価する動きがある一方,家庭内浴槽の普及や,親族への事業承継の慣例化による後継者不足で減少傾向にある。本研究は生活文化資源として銭湯を継承する可能性を見出すため,親族以外が事業承継した事例に着目して次の 3 点を明らかにした。第一に,事業承継において必ず克服の必要な障壁を明らかにしたこと,第二に,レクリーション利用等の新たな需要獲得のための取り組みを把握したこと,第三に,銭湯独自の建築や設備,道具といった「銭湯資産」の意識的・無意識的な継承状況を把握し,今後の喪失リスクを検討したことである。</p>

収録刊行物

  • 観光研究

    観光研究 33 (3), 85-94, 2021

    一般社団法人 日本観光研究学会

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390855267548369664
  • DOI
    10.18979/jitr.33.3_85
  • ISSN
    21897530
    13420208
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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