エリアマネジメント活動における負担金算定方法の基礎的分析

書誌事項

タイトル別名
  • Fundamental Analysis of Assessment Formula for Business Improvement District
  • Case Studies of BID in New York City and Seattle City
  • ニューヨーク市及びシアトル市におけるBIDを対象として

抄録

<p>本研究はニューヨーク市とシアトル市におけるエリアマネジメント活動における負担金算定方法の詳細を明らかにすることである。負担金主体は、ニューヨーク市では調査対象とした全てのBIDにおいて不動産所有者であったが、シアトル市のBIDの一部では小売店や飲食店などの事業者を負担主体としている。両市における負担金の算定には、接道距離、課税評価額、延床面積、敷地面積、売上高が用いられており、一部のBIDでは複数の指標を組み合わせて算定している。また地区特性によって用いる指標は異なる傾向があり、都心型BIDや業務地型BIDは規模指標に基づくものが多く、商業地型BIDや住宅地型BIDは距離指標に基づくものが多い傾向がある。</p>

収録刊行物

  • 都市計画報告集

    都市計画報告集 17 (2), 129-133, 2018-09-10

    公益社団法人 日本都市計画学会

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