東京圏郊外住宅地における新型コロナウイルス感染拡大下の「居場所」形成と変容に関する研究

DOI Web Site 参考文献3件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Making “Ibasho” under the Expansion of COVID-19 in Suburban Residential Areas of Tokyo Metropolitan Districts

説明

<p>本研究では、首都圏の4つの郊外住宅地でのアンケートおよびインタビュー調査・分析を通して、新型コロナウイルス感染症感染拡大下における郊外住宅地居住者の「居場所」の形成やその変容を明らかにするとともに、感染拡大下において生活満足度を高めるための郊外まちづくりに関する示唆を得た。その結果、「居場所」の種類や数の変化自体は生活満足度に影響を与えないが、外出の自粛などライフスタイルの変化によって重要な「居場所」が失われると生活満足度が低下することが示唆された。感染症感染拡大下にて生活満足度を高めるためには、住宅地での生活するための選択肢を増やし、リアルな空間とデジタルな空間を融合させながら「居場所」を維持する工夫が必要であると考えられる。</p>

収録刊行物

  • 都市計画報告集

    都市計画報告集 20 (2), 196-203, 2021-09-07

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (3)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ