IV.長期生存時代の肺癌薬物療法

書誌事項

タイトル別名
  • IV. Chemotherapy for Lung Cancer in Long-term Survival Era

抄録

<p>近年,薬物療法の進歩により,進行肺癌患者の予後は大きく改善している.分子標的薬の適応判断には正確な分子診断が必須であり,いかに治療開始前に遺伝子検査を迅速且つ確実に提出できるかがカギとなる.分子標的薬の治療適応がない場合でも,組織型・PD-L1(programmed cell death 1-ligand 1)発現率をもとに適切な治療方法を検討する必要がある.また,高齢患者に対しては,暦年齢のみで判断せず,治療目標を共有したうえで機能評価結果に基づいた最適な治療の提案を心掛ける.</p>

収録刊行物

  • 日本内科学会雑誌

    日本内科学会雑誌 110 (6), 1085-1091, 2021-06-10

    一般社団法人 日本内科学会

参考文献 (8)*注記

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