効率的な森林バイオマス推定手法の検討

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タイトル別名
  • Evaluation of efficient methods for estimating forest biomass

抄録

<p>森林の地上部バイオマス量や、成長・撹乱プロセス・伐採といった森林の動態を正確、かつ効率的に把握する手法は、気候変動緩和の観点からだけではなく、林業分野、企業による環境保全活動等、様々な方面から求められるようになっている。近年、リモートセンシングを活用した森林モニタリング技術の発展は目覚ましく、広域での森林現況の把握には欠かせないものとなりつつある。その観測手法には、航空機LiDARや航空写真、ドローン、衛星等さまざまあり、把握したい資源の範囲や、計測の目的等によって、適切な手法を選択することが望ましい。</p><p>本研究では、埼玉県の試験地において、航空機LiDAR、航空写真、ドローン写真を用いて、人工林域の樹木本数、樹高、材積を推定し、各手法から算出される結果の特性についてまとめた。現地調査結果と比較を行い、手法間で結果、精度にどの程度差があるのかを示す。結果を踏まえて、利用場面に応じた効率的なモニタリング手法、結果の解釈の際の注意点、精度を上げるための方法について検討する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390855422527336960
  • DOI
    10.11519/jfsc.133.0_583
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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