薬学的視点に基づく病棟配置薬(睡眠導入剤)変更とその効果
-
- 中原 良介
- 大分大学医学部附属病院薬剤部
抄録
医療安全管理において,転倒転落防止策の立案と実施は重要な課題である。日本医療安全調査機構が2019年6月に発出した「医療事故の再発防止に向けた提言」では,転倒転落リスクの高い患者に対する向精神薬の適正使用,多職種で行うアセスメントや防止対策の立案等が示されており,薬剤師が介入すべき点も多い.本稿では,薬剤師がその薬学的視点に基づき,病棟配置薬(睡眠導入剤)の変更に主体的に関与したことで,薬剤の適正使用推進や医療安全の向上につながった取り組みについて紹介する.
収録刊行物
-
- ファルマシア
-
ファルマシア 58 (7), 686-690, 2022
公益社団法人 日本薬学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390855533657657984
-
- ISSN
- 21897026
- 00148601
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可