〈大宮〉考 : 仮名文学作品に見る昌子内親王

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  • Ohmiya: A Case Study of Princess Masako in Classical Literature
  • 〈 オオミヤ 〉 コウ : カナ ブンガク サクヒン ニ ミル ショウコ ナイシンノウ

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抄録

平安時代成立の物語には、「大宮」と呼ばれる登場人物が散見されるが、そのイメージや期待される役割ははっきりしない。そこで同時期に実在し、「大宮」と呼ばれた人物を順次考察することにしこ。冷泉天皇の中宮・昌子内親王は、『小記目録』『石山寺縁起』ほか『冷泉院御集』の詞書において「大宮」と表現されている。彼女に関する記述を(一)古記録・史料、(二)仮名文学作品にわけ、本稿では、(二)における記述を追い、他の呼称と居所に注目しながら、「大宮」の意義と使用にかんして考察した。

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