フレーム差分画像を用いたVAEと近傍探索による落下物・不審物検知
書誌事項
- タイトル別名
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- Fallen/Suspicious Object Detection by Using VAE and NNS with Frame Difference Image
抄録
<p>近年、安全・安心・快適な環境へのニーズが高まっており、テロや事件・事故を未然に防ぐために、道路上の落下物や駅をはじめとした施設内での不審物など、普段存在しない物体を自動的に検出することが求められている。 従来、このような物体検出には背景差分法が用いられていたが、草木の揺れや日照変化などを誤検出する課題があった。 そこで本研究では、フレーム差分画像を用いて、VAE(Variational Auto-Encoder) と近傍探索を組み合わせた異常検知技術を、監視カメラによる落下物・不審物検出問題に適用した。 実験データ1(綾部)の場合、検出精度を表すG-mean値は、フレーム差分を用いたVAEと近傍探索を組み合わせた手法では0.974、既報の平均画像を用いたVAEでは0.875、OpenCVによる背景差分法では0.660であった。 また、データ2(野洲)では近傍探索の特徴を活かし、Human-In-the-Loopによって誤検出データを再分類して推論することで、約3分でG-mean値を0.07向上させることができた。</p>
収録刊行物
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- 人工知能学会全国大会論文集
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人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 1F4GS1002-1F4GS1002, 2022
一般社団法人 人工知能学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390855656055827328
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可