Sonic-IR法によるスポット溶接部の健全性評価に関する研究

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タイトル別名
  • Study on Soundness Evaluation of Spot Weld by Sonic-IR Method

抄録

<p>Sonic-IR法は検査対象に超音波を入力し,欠陥界面同士の擦れ合わせにより生じる摩擦熱を赤外線カメラで検知することで欠陥検出を行う検査法である.本研究では,この方法を利用し,Sonic-IR法によりスポット溶接の健全性評価を行う方法について検討した.ナゲット径の異なる種々のスポット溶接試験片に対してSonic-IR試験を実施し,超音波加振時の溶接部周辺の温度分布と溶接の接合状態との関係を調べた.その結果,超音波加振によって溶接部では円状の発熱が生じ,発熱のピーク間距離からナゲット径の推定が可能であることが示唆された.</p>

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