書誌事項
- タイトル別名
-
- Functional improvement of the paralyzed hand by infrequent day-care rehabilitation in severe post-stroke hemiplegia:
- テイヒンド ノ ツウショ リハビリテーション ニ ヨッテ マヒシュ ノ キノウ カイゼン オ シメシタ ノウソッチュウ ゴジュウド ヘンマヒ ノ イチレイ
- A case study
この論文をさがす
説明
通所リハビリテーションを利用する脳卒中慢性期の重度上肢機能障害例に対し，ボツリヌス療法と，Constraint-induced movement therapy（以下，CI療法）に準じた課題指向型練習やTransfer packageを併用して介入した．1回20分の介入を週2回，約1年間継続したところ，麻痺手の運動機能や使用頻度，痙縮の程度がいずれも測定誤差を超えて改善した．加えて，ボツリヌス療法における施注量が減少し，定期であった施注間隔も長くなった．低頻度であっても適切な介入を実施することで，慢性期の重度上肢麻痺を改善できる可能性が示唆された．
収録刊行物
-
- 作業療法
-
作業療法 41 (4), 494-501, 2022-08-15
一般社団法人 日本作業療法士協会
