山梨大学のデータサイエンス・AI教材の開発経過と今後の展開
書誌事項
- タイトル別名
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- Data Science and AI Teaching Material Development at the University of Yamanashi
説明
<p>政府は,AI戦略2019において,2025年度までに全国の大学・短大・高専の文理を問わずすべての卒業者がデータサイエンスの素養を身に付けるということを達成目標のひとつとして掲げている。データサイエンスは比較的新しい分野であることから,学習用教材の整備が全国的に進められている。本稿では,山梨大学における数理・データサイエンス・AI教育のための教材開発について解説する。山梨大学では,データサイエンス科目で修得すべき知識と技能をまとめたリファレンスを作成し,全学部入学者に対してリテラシーレベルのデータサイエンス科目を必修化した。授業実施にあたり,授業シラバスを作成するとともに教育用教材を設計・開発した。当該教材は,講義動画およびパソコン演習実演動画の2種類から成り,文系・理系を問わず,学生の事前知識や習熟度,授業の目的,または授業を補完するためのリメディアル教育等,必要に応じて教材の必要な箇所のみを学習に利用可能である。本稿ではまた,教材の学外公開等,今後の展開についても述べる。</p>
収録刊行物
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- リメディアル教育研究
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リメディアル教育研究 16 (0), 127-136, 2022-07-01
日本リメディアル教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390856130155496064
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- ISSN
- 24238252
- 18810470
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可