漫才の記述法構築に向けた試行
書誌事項
- タイトル別名
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- Trial to build a manzai description method
抄録
<p>本研究は、漫才の記述法構築に向けた分析を行い、笑いが起きやすいパターンを視覚的に理解できるようにし、それを作り出そうとしている人たちの発想支援ツールとして応用できればと考える。</p><p></p><p>テレビやウェブサイトなどで目にするお笑いコンテンツには、可笑しくて笑えるものが多々ある一方で、笑わそうとしているにも関わらず、可笑しくないものもあり、芸人の漫才にも同じようなことが言える。何かに対して可笑しいと思う感覚は、人それぞれ異なる基準があるにも関わらず、多くの人が共通して可笑しいと感じるものとそうでないものがあり、これらの違いには理論的な根拠があるのではないかと考えた。</p><p></p><p>笑いに繋がる面白さはどのようにして生み出されるのか、また、それには法則性があるのか。一連の流れの中で連続的にボケが放たれ、笑いが発生する漫才に焦点を当てて研究を行った。</p><p>どのタイミングで笑いが起きたのか、どの部分が面白さに繋がり、またその前後セリフや行動などを具体的に知ることが重要であると考え、漫才を分析し、それらを表せる記述方法の構築を試みた。</p>
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 326-, 2022
一般社団法人 日本デザイン学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390856196457762816
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可