民族地区へ農外就業に行くことの意味

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タイトル別名
  • 中国雲南省鶴慶県のペー族を事例として

抄録

本発表は中国雲南省の少数民族ペー族を事例として、彼らの好んで行う農外就業の意味を検討する。事例とした村の住民は、1949年以前から主に大工としてチベット族を主体とする民族地区で農外就業を行い、今日も続けられている。彼らにとって、民族地区で働くことは漢族を主体とする地区で働くことよりも、ペー族として自然に振る舞えることにあり、彼らにとって歴史的な同化圧力を「回避」する行動であった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390856351209583872
  • DOI
    10.14890/jasca.2022.0_g14
  • ISSN
    21897964
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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