Bibliographic Information
- Other Title
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- 漢字熟語の読みを学習しやすくする要因
- 漢字熟語の読みを学習しやすくする要因 : 「訓読み・音読み」と「高親密語・低親密語」
- カンジ ジュクゴ ノ ヨミ オ ガクシュウ シヤスク スル ヨウイン : 「 クンヨミ ・ オンヨミ 」 ト 「 コウシンミツゴ ・ テイシンミツゴ 」
- ―「訓読み・音読み」と「高親密語・低親密語」―
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Description
本研究は,児童を対象に漢字二字で構成される熟語の読みを学習しやすくする要因について明らかにすることを目的とした。そこで,読みの組み合わせ(訓訓読みと音音読み),単語としてなじみがあるまたは知っているかどうか(なじみのある高親密熟語とあまりなじみのない低親密熟語),学習効果(2 巡目の正解率)及び学年(低学年・中学年・高学年)に関連させ 5 つの仮説を立てて実験を行った。その結果,音音読みよりも訓訓読みの方が成績は良く学習効果が高いという仮説,低親密熟語よりも高親密熟語の方が成績が良く,学習効果は低親密熟語の方が高いという仮説は部分的な支持にとどまった。学年による大きな違いは見いだせなかったが,学年が進むにつれ熟語の読みの成績における個人差が減少していくことが分かった。本結果から,低親密熟語においては訓訓読みの熟語の方が成績及び学習効果が高く,それは低学年から高学年まで一貫していることが明らかとなった。
Journal
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- The studies on educational practices
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The studies on educational practices 25 (0), 1-11, 2022
The society for studies on educational practices