たばこ用脱臭装置とセンシング技術を用いた省エネルギー喫煙室の開発

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タイトル別名
  • Development of Energy-saving Smoking Room Equipped with Cigarette Smoke Deodorizer
  • Part 1-Methods for Ventilation Reduction and Evaluation of Energy Saving Effect
  • 第1報−換気量削減の施策と省エネルギー効果の検証

抄録

<p>喫煙室内の臭気を軽度に保つには換気量を大きくする必要があるが,空調負荷が大きくなる。喫煙室内の空気環境の維持にかかるエネルギーを抑制するため,(1) たばこ用脱臭装置の導入による換気量低減,(2) 外気条件により換気と脱臭装置の比率を切り替える風量比可変制御,(3) 画像解析型人感センサでの在室者人数検知による風量制御,(4) 空気汚れセンサによるフィードバック制御,(5) 室下部から給気し天井面から排気する置換換気を組み合わせた喫煙室システムを開発した。本システムを導入した喫煙室で1 週間の実運用データを基に省エネルギー効果を検証すると,空調と搬送動力に必要な一次エネルギーをいずれも年間約60%削減できる試算結果となった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390856594643715584
  • DOI
    10.18948/shase.46.295_35
  • ISSN
    24240486
    0385275X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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