圧縮材の座屈後の塑性耐荷機構と解析モデル

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タイトル別名
  • Post-buckling Resistant Mechanism and Member Analytical Model of Compression Member

抄録

<p>圧縮材は、曲げ座屈による不安定現象が生じ、座屈後は耐力と剛性が急激に低下し、塑性変形が進行した後、座屈後安定耐力に達する。本研究は、座屈後の大変形領域における塑性耐荷機構や復元力特性に関して、実験結果に基づいて塑性ヒンジによる簡易な解析モデルを提案し、その有効性と適用性を検討している。さらに、座屈後挙動の力と変形の関係式に対して、座屈後の安定耐力と細長比の関係を定式化している。MSばねによる弾塑性増分解析と実験結果の比較より、解析モデルの適用性と妥当性を示している。また、曲げー軸力と細長比の関係を示し、塑性ヒンジ部の耐力を考察している。提案手法による座屈後安定耐力と、各種設計指針等の設計式と比較し、その有効性を示している。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390856738296487552
  • DOI
    10.11345/japannctam.66.0_43
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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