書誌事項
- タイトル別名
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- STUDY OF METHOD FOR DETECTING OCCURANCE OF RIP CURRENT USING IMAGE ANALYSIS
説明
<p> 本研究では,福井県若狭和田海岸を対象として,海岸に設置したwebカメラによる撮影画像を平均化し,離岸流域と砕波帯に設定した2箇所の平均画素値の差から離岸流の発生を自動的に検出する手法を検討した.経験豊富なライフセーバー3名による離岸流の発生有無の判断と,本手法により判別した離岸流の発生有無を比較した結果,検証データに対して正解率99.4%であった.一方,汎用性の検証として別の期間で本手法を適用した結果,正解率56.9%であり,波高0.5m未満,朝,夕方,曇,雨などの条件で正解率が下がっていた.理由として,離岸流域と砕波帯が明瞭ではなく画素値の差が小さかったこと等が考えられた.一方,波高0.5m以上の正解率は75%であったことから,本手法は,波高0.5m以上の条件では一定の精度で離岸流発生を判別できると考えられた.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_229-I_234, 2022
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390856738296561792
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可