急性期軽症脳卒中患者における退院時の6分間歩行距離には入院前の仕事の有無が関連する

大場 慶宏, 芦澤 遼太, 鈴木 深暖, 平松 稜悟, 渡邉 瑠音, 飯尾 晋太郎

doi:10.1589/rika.37.507

急性期軽症脳卒中患者における退院時の6分間歩行距離には入院前の仕事の有無が関連する

DOI Web Site Web Site 参考文献16件

大場慶宏

浜松市リハビリテーション病院　リハビリテーション部
芦澤遼太

総合病院聖隷三方原病院　リハビリテーション部
鈴木深暖

総合病院聖隷三方原病院　リハビリテーション部
平松稜悟

総合病院聖隷三方原病院　リハビリテーション部
渡邉瑠音

総合病院聖隷三方原病院　リハビリテーション部
飯尾晋太郎

浜松市リハビリテーション病院　リハビリテーション部

書誌事項

タイトル別名

Pre-admission Work Status Is Associated with 6-Minute Walk Distance at Discharge of Patients with Acute Minor Stroke
キュウセイキケイショウノウソッチュウカンジャニオケルタイインジノ 6プンカンホコウキョリニワニュウインマエノシゴトノウムガカンレンスル

この論文をさがす

説明

<p>〔目的〕急性期軽症脳卒中患者における退院時の6分間歩行距離（6MWD）に関連する入院前や入院時の因子を検討すること．〔対象と方法〕急性期軽症脳卒中患者63名を対象に，退院時の6MWDと診療録より抽出した6MWDに関連すると考えられる入院前や入院時の項目との関連を統計処理した．〔結果〕退院時の6MWDは年齢と有意な負の相関，仕事の有無，Mini Mental State Examination（MMSE）と有意な正の相関を認めた．重回帰分析の結果，退院時の6MWDに関連する因子として仕事の有無が抽出された．〔結語〕急性期軽症脳卒中患者において退院時の6MWDが入院前の仕事の有無と関連することが示唆された．</p>