阪大病院における専門看護外来/糖尿病ケア・看護外来

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タイトル別名
  • Expert nursing care for patients with diabetes at outpatient clinic in Osaka Univercity hospital
  • ハンダイ ビョウイン ニ オケル センモン カンゴ ガイライ トウニョウビョウ ケア カンゴ ガイライ

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抄録

外来看護の拡大と質の良い、専門性の高い看護の提供を目指し、内分泌代謝内科医師の協力のもと看護部、医学系研究科保健学専攻と協働により開設された糖尿病ケア・看護外来について紹介する。糖尿病の患者の治療管理に対する自己管理行動の促進、糖尿病患者下肢の合併症予防、フットケアの実施、及び指導を主な目的とし、糖尿病療養指導士によるフットケアを中心に活動している。2002年度の受診数は333件であった。フットケアの実際は、まず足のアセスメントを行い、足浴、下肢の合併症予防に対する指導や、鶏眼・胼胝処置、グラインダー使用による爪処置、各種検査を行っている。患者からのアンケートによる評価では、足の予防行動の改善や処置に対する満足感を得た。今後、より効率的、効果的なケアの実践を目指すとともに、フットケアだけでなくインスリン自己管理、食事指導、運動療法等への活動の拡充にっなげたいと考えている

収録刊行物

  • 大阪大学看護学雑誌

    大阪大学看護学雑誌 10 (1), 29-33, 2004-03

    大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻

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