【投稿/症例報告】再生不良性貧血,汎血球減少が合併した肺腺癌に免疫チェックポイント阻害薬が奏功した1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of lung adenocarcinoma complicated pancytopenia due to aplastic anemia successfully treated with immune checkpoint inhibitors

説明

嗄声を主訴とした特に既往のない73歳女性。当院耳鼻科で生検された頸部リンパ節の免疫染色により肺腺癌からの転移と診断した。肺癌の病期はcT1aN3M0 stageIIIB(PD-L1:100%)。汎血球減少があり血液内科で再生不良性貧血と診断された。ペンブロリズマブで加療開始して縮小後に再増大した。左頸部への放射線治療後にアテゾリズマブに変更して良好な経過を辿った。再生不良性貧血に対処しながら肺腺癌の治療もでき,貴重な症例と考え報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390856815735817856
  • DOI
    10.24557/kokyurinsho.4.e00109
  • ISSN
    24333778
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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