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説明
<p>【目的】TFNA(DePuy Synthes社)におけるtip apex distance(TAD)を調査し,他のラグスクリュータイプのインプラントと比較すること.【対象】2020年4月から2021年8月までにTFNAを用いて骨接合術を行った89例(手術時平均85.3歳)を調査の対象とした(T群).対照群は過去にラグスクリュータイプのインプラントを使用した101例(N群:ナビゲーション使用55例,M群:ナビゲーション非使用46例)とし,各群におけるTADを比較検討した.【結果】TADはT群平均17.2mm,N群平均13.6mm,M群平均15.5mmであり,TFNAではラグスクリュータイプのインプラントに比べTADが大きくなる傾向にあった.【考察】TFNAはヘリカルブレードによって骨を圧縮し固定力を得るという特徴がある一方,ブレード長によってTADが規定されるというpitfallも併せ持つ.骨頭穿破を避けるため短めのブレードを選択した結果,TADが高値となることもあり得るため注意が必要である.</p>
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 71 (3), 359-362, 2022-09-25
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390856970591709824
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可