モデルとビューを分離したプレゼンテーション用ビジュアルエイドシステム

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抄録

<p>プレゼンテーションを視覚的に補助するビジュアルエイドは,通常「スライド」として作成される.しかし「スライド」にはプレゼンテーションのストーリーとして喋る内容と,その中で強調するため画面に表示すべき部分が混在している.本来プレゼンテーションで一番重要なのはストーリーでありそれを「モデル」と捉えれば,ビジュアルエイドとして人の目に触れる部分の記述を「ビュー」として分離することが必要なのではないか.そうした問題意識に基づいたプレゼンテーション用ビジュアルエイドシステムを開発した.まず平易な文章でプレゼンテーションのストーリーをモデルとして作成する.その上でストーリー中の最小限必要な部分を選択し,画面に表示する際の仕様を簡易なビジュアルプログラミング言語でビューとして定義する.これによりプレゼンテーションのストーリーをスライドという形式にとらわれることなく検討することができる.本システムの開発及び実際に使用した結果について述べる.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390856970591881856
  • DOI
    10.57413/wii.13.0_7
  • ISSN
    27582922
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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