渋滞疎密波の ETC2.0 プローブ図解による周期に関する考察

DOI
  • 米川 英雄
    中日本高速道路株式会社 東京支社 総務企画部 企画調整課

書誌事項

タイトル別名
  • Traffic congestion shock wave periods on Spatiotemporal distribution from ETC2.0 probe

抄録

<p>渋滞の疎密波の周期を知ることは、高速道路において提供をしている所要時間情報の精度向上に資する。既往研究では 1 つの渋滞で 1 つの卓越周期を求めて解析したのに対し、本研究では渋滞疎密波の衝撃波(shock wave)1 波毎に周期を判読した。判読には、ETC2.0 プローブ走行履歴の速度を、100m×1 分に集計し、速度の時空間分布図を作成した。判読は、2 つの渋滞の疎密波から 1 渋滞につき上下流の各 2 地点で周期を判読した。判読結果は周期の範囲が 4~25 分であった。周期が変動をする要因は渋滞疎密波の衝撃波である車群が時空間上で時々刻々と変化しているため渋滞疎密波の性状も時空間的に変化するのではないかと推察された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390856995346621440
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.42.0_479
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ