書誌事項
- タイトル別名
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- Indications for surgery and selection of surgical procedure for elderly ulcerative colitis patients
抄録
<p>潰瘍性大腸炎(UC)に対する内科的治療の進歩により手術を回避しながら長期に治療を継続できる症例が増加しており,高齢で手術を受けるUC患者が増えているが,高齢者は若年者と比較して一般に身体・臓器機能が低下しており,併存疾患があり手術リスクが高い.UCの病勢コントロールが困難で手術を行う場合は,周術期のみならず術後も見据えて若年者の場合より早期に手術を考慮することが重要である.また経過で癌やhigh grade dysplasiaの診断が得られた場合は患者の全身状態,ADL,肛門機能のほか,病型,疾患活動性などを総合的に考慮して,十分なinformed consentのもと症例ごとに適切な術式を選択する必要がある.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 119 (11), 1004-1008, 2022-11-10
一般財団法人 日本消化器病学会