専門職連携教育の導入に必要なアウトカム基盤型教育の考え方・カリキュラムの作成

書誌事項

タイトル別名
  • Strategy of Outcome-based Education and Curriculum Development for Interprofessional Education
  • センモンショク レンケイ キョウイク ノ ドウニュウ ニ ヒツヨウ ナ アウトカム キバンガタ キョウイク ノ カンガエカタ ・ カリキュラム ノ サクセイ

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説明

アウトカム基盤型教育とは,教育を終了したときに学生が修得していると期待されることを重視した考え方である。2010年代よりアウトカム基盤型教育は医療専門職教育領域に浸透し,大学などの育成機関がアウトカムを設定,それぞれの学生,研修者を一定の資質・能力(コンピテンシー)を持つ医療専門職として育成するというミッションを実施する組織が増えている。近年,医療専門職カリキュラムへのアウトカム基盤型教育導入のためのアプローチのひとつとして,専門職連携教育にアウトカム基盤型教育を活用することが報告されている。本稿では,専門職連携教育カリキュラムの設計を念頭におき,アウトカム基盤型教育の概略および卒業時までに達成すべき資質・目標の設定,目標を達成するためのカリキュラムの作成について,実践に応用可能な教育理論ならびに文献的考察を交え概説する。

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