グラフェンプラズモニックTHzデバイスの研究開発動向と将来展望

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タイトル別名
  • Trends and Future Prospects in the Research of Graphene Plasmonic THz Devices

抄録

本論文では,グラフェンプラズモニックテラヘルツ(THz)デバイスの研究開発動向と将来展望について論ずる.ギャップレスかつ線形分散のバンド構造に代表されるグラフェンのユニークで卓越した光電子・プラズモニック物性を活用することにより,エレクトロニクス/フォトニクス技術に革新をもたらすTHz機能デバイスを実現することができる.また,グラフェンの二層及び多層構造,並びにさまざまな二次元原子薄膜材料系とのファンデルワールスヘテロ積層構造を導入することによって,THzデバイスの機能・性能を大幅に向上することができる.進展著しい高品質エピタキシャルグラフェンの量産化製膜・加工技術の発展は,グラフェンプラズモニックTHzデバイスの産業応用を加速することが期待される.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390857158422006656
  • DOI
    10.14923/transelej.2022jci0007
  • ISSN
    18810217
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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