Returning from US Study Abroad: Cold War Representation and Construction of Beiryu : Gumi's Identity in the US Military Occupation of Okinawa

DOI IR HANDLE Web Site Open Access

Bibliographic Information

Other Title
  • 戦後沖縄における「米留組」への眼差し : 米国留学経験者の留学後のアイデンティティ形成と交渉過程

Search this article

Description

本論文では、第二次世界大戦後27年間、米国統治下に置かれた沖縄で陸軍省が実施した「米国留学制度」に着目し、米国留学を経験した沖縄の人々の帰郷後に焦点を当てる。米国は民主主義を推進する外交戦略として、冷戦期にアジアで様々な文化・教育交流を実施した。「米国留学制度」設立の背景には、戦後沖縄の経済復興、民主主義の推進、親米的指導者の育成などの米国側の思惑があった。本論文では、米国留学経験者のライフストーリーの分析を基に、彼ら・彼女らが帰郷後、米軍関係者と地元の沖縄住民との間で、どのように自らの立ち位置をつくり、主体性を形成し、交渉を行ったかを明らかにする。

紀要論文

Journal

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top