福島原発事故を起源とする放射性核種<SUP>129</SUP>Iおよび<SUP>137</SUP>Csによる環境汚染実態の解明

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タイトル別名
  • Elucidation of <SUP>129</SUP>I and <SUP>137</SUP>Cs contamination originating from the FDNPP accident.

抄録

<p>2011年に発生した福島原発事故により放出された放射性核種は現在、生態系を通じて種々の生物中に取り込まれているが、その際の濃縮の程度は生物種ごとに異なっている。また、同種の生物でも地域や個体間で異なった割合で放射性核種を取り込んでいることが知られている。こうした生態系内での放射性核種による汚染の実態を解明することは、食の安全性の確保などに役立つと考えられる。本研究では、福島県南相馬市、および同県浪江町で採土された土壌、並びに同地域で捕獲されたニホンザルについて、I-129濃度、およびCs-137濃度の測定を行い、それらを比較することでI-129およびCs-137による環境汚染の実態を解明することを目的とした。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390857226420176000
  • DOI
    10.14862/geochemproc.69.0_144
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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