加速器質量分析法による宇宙線生成核種の検出と地球化学への応用

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タイトル別名
  • Detection of cosmogenic nuclides by accelerator mass spectrometry and applications for geochemical research

抄録

<p>加速器質量分析法は,測定対象となる核種について加速器を用いてMeVエネルギー領域程度まで加速することで,物質中のエネルギー損失差などを利用して妨害同重体と分離識別して検出する手法である。これまでに6 MVタンデム加速器質量分析装置により,Be-10,C-14,Al-26,Cl-36,Ca-41,I-129等の核種についてフェムト同位体レベルの高感度検出が可能となっている。最新の多核種測定用のAMS装置の紹介をおこない,宇宙線生成核種の検出技術に関する進展とアイスコアに含まれる宇宙線生成核種Cl-36を例として,地球化学への応用について報告する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390857226420219904
  • DOI
    10.14862/geochemproc.69.0_40
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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