一般廃棄物焼却施設のごみピットにおける新型コロナウイルスの動態の解明の試み

書誌事項

タイトル別名
  • Attempt to Elucidate the Dynamics of SARS-CoV-2 in the Waste Pit of Waste Incineration Facilities.

説明

<p>新型コロナウイルスによって引き起こされる新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は増減を繰り返し、収束の兆しは見えていない。近年、COVID-19感染傾向を把握するための手段として、下水処理場における流入下水の濃縮試料等を使用したPCR検査など、環境水サーベイランスの試みが世界各地でなされ、新型コロナウイルス由来核酸断片の検出事例が報告されている。下水のみならず、感染者の家庭から排出された一般廃棄物中にも新型コロナウイルスが存在する可能性がある。廃棄物処理プロセスにおけるウイルス動態の理解は、廃棄物処理事業者の感染防止の観点において重要であり、処理プロセスでウイルスが適正に排除されていることを明確にしておくことは大切である。そこで、本研究では、廃棄物処理施設と最終処分場の浸出水を対象にPCR検査を行い、新型コロナウイルスを対象とした廃棄物処理プロセスにおける動態の解明を試みた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390857226420592640
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.33.0_391
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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