廃棄物埋立処分場の保有水を利用したごみ電池のプロトタイプ作製に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Research on making a prototype of a waste battery using leachant water from landfill
説明
<p>埋立廃棄物層内では、焼却残渣中の可溶性塩化物や強塩基性物質等が雨水と接触することで溶解し、高pHかつ高い電気伝導度を示すため、イオン化傾向の異なる異種金属が保有水に浸漬することで電池回路が形成される。我々は埋立廃棄物層内の保有水を電解液として作用させ発電エネルギーを回収する“ごみ電池”の概念実証を行ってきた。テーブル試験でのごみ電池の性能は確認できたものの、実用化に向けたプロトタイプ作成や、マイコンを駆動させるのに必要な電力を出力するには至っていない。本研究では、埋立廃棄物中に埋設可能なごみ電池の筐体のデザイン設計・作製、電池性能の検証をするとともに、ごみ電池の電池性能の向上を目的とした実験を行った結果、ごみ電池を多層構造にすることでマイコンの動作電圧まで電圧を高めることに成功した。</p>
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 89-, 2022
一般社団法人 廃棄物資源循環学会