GIGAスクール構想を志向した3Dデジタルコンテンツの開発と実践
書誌事項
- タイトル別名
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- Development and Practice of 3D Digital Contents Oriented to the GIGA School Concept
- —Attempts to convert 3D structural data into WebAR in the Substance Structure Library—
- ―物質構造ライブラリにおける3D構造データのWebAR化の試み―
説明
<p>化学現象の理解には物質の構造の把握が不可欠である.本研究では,先行研究である結晶構造のICT教材から着想を得て,物質の構造をWeb上で3Dモデルとして表示し,既存の教材と組み合わせて物質の構造に関しての理解がより進む3Dデジタルコンテンツ教材の開発を目指す.一人一台のデジタル端末が整備された中で,誰一人取り残すことがない教育というGIGAスクール構想の理念に則り,科学教育のより一層の振興を目指すための分子やイオンの構造のWeb3Dモデル化を試みた.Web上で閲覧ができる3Dモデルは,端末の機種やOSに関わらず,model-viewerに対応しているブラウザであれば表示でき,任意の方向から自由に回転させて見ることができる.スマートフォンを用いれば,画面越しに現実世界に分子やイオンをAR表示することも可能である.これらの教材実践により,Web3Dモデルを用いることで,分子構造に対する理解が高まることが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 37 (2), 37-40, 2022-12-03
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390857226429463552
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可