書誌事項
- タイトル別名
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- The relationship between physical activity and sleep status among older adults requiring nursing care in the community
- チイキ ザイジュウ ヨウカイゴニンテイ コウレイシャ ニ オケル シンタイ カツドウリョウ ト スイミン ジョウタイ ノ カンレン
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抄録
<p>目的:地域在住要介護認定高齢者を対象に,身体活動量と睡眠状態の関連を検証すること.方法:対象は,通所介護サービスを利用する要支援1~要介護3の認定を受けた65歳以上の高齢者45名(女性33名,平均年齢83.2±4.4歳)とした.身体活動量はLife Space Assessment(以下LSA),睡眠状態はピッツバーグ睡眠質問票(Pittsburg Sleep Quality Index;以下PSQI)より総睡眠時間,睡眠効率,PSQI総合得点を評価し,身体機能はTimed up and go test(以下TUG)と握力を測定した.統計学的分析は,LSAを従属変数とし,相関分析でLSAと有意な相関が認められた睡眠指標(総睡眠時間,睡眠効率,PSQI総合得点)およびTUGを独立変数とし,性別,年齢を調整変数とした重回帰分析(強制投入法)を行った.睡眠指標の内,睡眠時間を投入した分析(モデル1),睡眠効率を投入した分析(モデル2),PSQI総合得点を投入した分析(モデル3)にそれぞれ分けて検証した.統計ソフトはR commanderを使用し,有意水準はすべて5%とした.結果:睡眠時間を投入したモデル1ではTUG(β=-0.375,p<0.01)と睡眠時間(β=0.383,p<0.01),睡眠効率を投入したモデル2ではTUG(β=-0.368,p<0.01)と睡眠効率(β=0.570,p<0.01),PSQI総合得点を投入したモデル3ではTUG(β=-0.392,p<0.01)とPSQI総合得点(β=-0.590,p<0.01)が独立して有意な変数として選択された.結論:要介護認定高齢者の身体活動量はTUGに加え,睡眠時間や睡眠の質などの睡眠状態が関連することが示唆された.身体活動量の改善には身体機能のみならず睡眠の量的・質的な評価も考慮したアプローチが必要と考える.</p>
収録刊行物
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- 日本老年医学会雑誌
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日本老年医学会雑誌 59 (4), 528-535, 2022-10-25
一般社団法人 日本老年医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390857280107610880
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- NII書誌ID
- AN00199010
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- NDL書誌ID
- 032566305
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- ISSN
- 03009173
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可