チアリーディング競技バスケット・トス技における「後方かかえ込み宙返り開脚姿勢入れ」のトップポジション選手動作に関する一考察:
書誌事項
- タイトル別名
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- A study on top position player of the X-out (Salt backwards tucked with straddle cut) in Cheerleading basket toss:
- comparison with the Salt backwards tucked
- 後方かかえ込み宙返りとの比較を通して
説明
チアリーディング競技のバスケット・トス技には,「後方かかえ込み宙返り」や,より難易度の高い「後方かかえ込み宙返り開脚姿勢入れ(以下「エックスアウト」とする)」がある.そして,さらなる高難度技として「エックスアウトにひねりを加えた技」がある.これらの技における習得過程は,「後方かかえ込み宙返り」から「エックスアウト」,さらに「エックスアウトにひねりを加えた技」のように,難易度の低い順が一般的となっている.本研究は,指導現場での一例としてチアリーディングの熟練トップポジション選手1 名を対象に,「後方かかえ込み宙返り」と「エックスアウト」の運動自己観察をまとめ,モルフォロギー的観点から比較考察をした.そして,「後方かかえ込み宙返り」から,「エックスアウトにひねりを加えた技」を可能とする「エックスアウト」を習得するための知見を得ることを目的とした.その結果,引き上げ局面,あふり局面,ひらき局面,入れ局面において運動差異がある可能性を示すことが出来た.
収録刊行物
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- スポーツパフォーマンス研究
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スポーツパフォーマンス研究 14 (0), 286-297, 2022
日本スポーツパフォーマンス学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390857368729100160
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- ISSN
- 21871787
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可