書誌事項
- タイトル別名
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- The Dialects of Kaibara Ekiken’s Honzōkōmoku hinmoku and Kaibara Yoshifuru’s Wajiga : Compared to Kaibara Ekiken’s Yamato honzō
- カイ ゲン エキケン 「 ホンゾウ コウモク ヒンモク 」 ・ カイ ゲン コウコ 『 ワ ジガ 』 ニ オケル リゲン : エキケン 『 ヤマト ホンゾウ 』 ト ノ タイショウ
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説明
貝原益軒『大和本草』の記述を参考に貝原益軒「本草綱目品目」、貝原好古『和爾雅』両書における俚言の利用を検討した。「本草綱目品目」で俚言であることを明示するのは四箇所あるが、その他に俚言であることを明示した箇所はなかった。『和爾雅』は一例を除いて明示されない。対照の結果、「本草綱目品目」には五一例、『和爾雅』には五九例の俚言の利用が認められた。特に益軒・好古の出身地である筑前(筑紫)の俚言が多数確認できた。この結果は彼らの学問に彼らの出身地が影響したためと考えられる。
収録刊行物
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- 名古屋大学国語国文学
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名古屋大学国語国文学 115 33-49, 2022-11-10
名古屋大学国語国文学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390857435060008704
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- NII書誌ID
- AN00180453
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- HANDLE
- 2237/0002004267
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- NDL書誌ID
- 032522971
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- ISSN
- 04694767
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可