1930年代前半における右翼運動家・津久井龍雄の主張と思想

書誌事項

タイトル別名
  • Opinions and thought of Tsukui Tatsuo, a right-wing campaigner, in the first half of 1930s
  • 1930ネンダイ ゼンハン ニオケル ウヨク ウンドウカ ツクイ タツオ ノ シュチョウ ト シソウ
  • 1930ネンダイ ゼンハン ニ オケル ウヨク ウンドウカ ・ ツクイリュウ オス ノ シュチョウ ト シソウ
  • 1930年代前半における右翼運動家津久井龍雄の主張と思想

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説明

津久井龍雄は、1930年代前半、右翼運動家として活動した。その立場は、1932~3年頃に、国家社会主義から日本主義に変わるが、国家主義に基底をおいた上で、マルクス主義等の西欧の思想・知識を踏まえた、日本独自の近代社会思想を形成し、それに基づく国家の改造をめざした点では連続性がある。本稿では、彼の考えがいかに変わり、また変わらなかったかを検証し、彼がいかにして自身の日本主義思想を確立していったのかを明らかにした。

収録刊行物

  • 社会科学

    社会科学 52 (3), 23-52, 2022-11-30

    同志社大学人文科学研究所

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