Artificial intelligence技術を活用した膀胱容量自動計測機能搭載超音波装置の放射線治療における有用性

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  • Usefulness of an Ultrasound System with Automatic Bladder Urine Volume Measurement Using Artificial Intelligence Technology in Radiotherapy
  • Artificial intelligence ギジュツ オ カツヨウ シタ ボウコウ ヨウリョウ ジドウ ケイソク キノウ トウサイ チョウオンパ ソウチ ノ ホウシャセン チリョウ ニ オケル ユウヨウセイ

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説明

<p>【目的】iViz air ver.4 Convex（以下，iViz air；富士フイルム，東京）が前立腺の放射線治療における事前の膀胱容量を把握するツールとして有用かを，BladderScan BVI6100（以下，BladderScan；Verathon Inc., Bothell, WA, USA）と比較をすることで調査した．【方法】測定値の精度を治療直前に撮影されるmegavoltage computed tomography（MVCT）から得られた膀胱容量を基準値とし，各測定器から得られた測定値との誤差率を比較することで評価した．【結果】各誤差率の絶対値はBladderScanで30.9%±27.2%，iViz airで26.4%±18.9%となり，測定器間での有意差はなかった（p=0.16）．尿量別に評価した結果，50 mlを超える膀胱容量でBladderScanは26.9%±19.0%，iViz airでは26.1%±18.5%であり，有意差はなかった（p=0.56）．しかし，50 ml以下の膀胱容量ではBladderScanで89.5%±52.5%，iViz airでは31.5%±25.1%となりBladderScanで有意に誤差率が大きかった（p=0.005）．【結語】iViz airは画像を確認することで，特に少ない膀胱容量において，BladderScanよりも測定誤差が小さく，前立腺の放射線治療を行う際の膀胱容量測定装置として有用であった．</p>

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