第53回日本膵臓学会大会(第26回国際膵臓学会)報告

書誌事項

タイトル別名
  • Report of the 53rd Annual Meeting of Japan Pancreas Society in conjunction with the 26th Meeting of International Association of Pancreatology

抄録

<p>第53回日本膵臓学会大会を第26回国際膵臓学会(IAP President:竹山宜典理事長)との合同大会として,2022年7月7~9日の3日間,国立京都国際会館を会場として開催した.「一期一会~膵臓学の新たな地平を目指して~」をテーマに,国内外の膵臓学者の“Reunion”を目指して,現地開催とした.海外演者についてはオンライン参加も可能とし,一部はハイブリッド形式とした.国内外から1,386人の参加登録があり,867名の方に現地参加をいただいた.計7コマの国際コンセンサス会議,23コマのシンポジウム,8コマのパネルディスカッション,5コマのワークショップをはじめとして,国際色豊かなプログラムで,活発なディスカッションが行われた.アメリカ膵臓学会(APA),ヨーロッパ膵臓学会(EPC),アジア・オセアニア膵臓学会(AOPA)など,多くの学会や研究グループとの共同企画セッションを実施した.下瀬川徹名誉理事長がIAP Lifetime Achievement Awardを受賞され,受賞に至った業績について講演されたことは,日本膵臓学会にとって大変光栄なことであった.さらに,膵臓学における日本の国際的貢献を記念して,“Ryoichi Tsuchiya Memorial Lecture”“Tadashi Takeuchi State―of―the―Art Lecture”“Seiki Matsuno State―of―the―Art Lecture”“Daniel S. Longnecker State―of―the―Art Lecture”を行った.一方,ウクライナのDr. Gubergrits Natalyaからは,ビデオで特別講演をいただいた.コロナ禍の中で,国際学会として本大会を主催することには多くの課題があったが,無事に開催を終えることができた.ここにその経緯をご報告するとともに,皆様のご協力に心から感謝申し上げたい.</p>

収録刊行物

  • 膵臓

    膵臓 37 (6), 281-286, 2022-12-28

    一般社団法人 日本膵臓学会

参考文献 (3)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ