GB21-1 及びGK20 航海(トカラ列島周辺海域)における磁気異常観測の概要

  • 高下 裕章
    産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質情報研究部門
  • 佐藤 太一
    産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質情報研究部門
  • 横山 由香
    産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質情報研究部門 東海大学海洋学部
  • 佐藤 悠介
    東海大学海洋学部 株式会社 マリン・ワーク・ジャパン
  • 三澤 文慶
    産業技術総合研究所 地質調査総合センター 地質情報研究部門

書誌事項

タイトル別名
  • Preliminary results of the magnetic anomaly survey around Tokara Islands during the GB21-1 and GK20 cruises
  • GB21-1 オヨビ GK20 コウカイ(トカラ レットウ シュウヘン カイイキ)ニ オケル ジキ イジョウ カンソク ノ ガイヨウ
公開日
2022-12-27
DOI
  • 10.9795/bullgsj.73.5-6_211
公開者
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター

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説明

<p>トカラ列島南部海域において,海域地質図作成を目的とした地磁気観測を実施し,三成分磁力計の観測値に基づき全磁力異常図を作成した.全磁力の計算には東・東南アジア磁気異常図改訂版第3版を用いた補正を試みた.フラックスゲート型船上三成分磁力計の観測値が精度よく観測されていたこともあり,曳航型セシウム磁力計と同程度の全磁力値を得ることができた.さらに本手法で解析した結果には,測線交点部のエラーがほぼ存在しなかった.今回試した補正方法はセシウム磁力計の観測等でも応用できると考える.島弧部では多くのダイポール型磁気異常が見られ,地形との関連から活発な火山活動が推測される.一方で海溝側は磁気的に起伏が小さく島弧部ほど顕著ではなかった.また,トラフ側では正の磁気異常の目玉が見られた.地形的には海丘のような地形があるが,さほど明瞭でないことから考えると海底面に現在現れていない海底下の大規模な火成活動を反映している可能性が考えられる.</p>

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