日常の被毛の手入れ方法による抜け毛量の比較

  • 水越 美奈
    日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医保健看護学科
  • 小野沢 栄里
    日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医保健看護学科
  • 江島 まどか
    日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医保健看護学科
  • 渡邊 和希
    日本獣医生命科学大学 獣医学部 獣医保健看護学科

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of Fallen Hair by Daily Coat Care
  • ニチジョウ ノ ヒモウ ノ テイレ ホウホウ ニ ヨル ヌケゲリョウ ノ ヒカク

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抄録

身体障害者補助犬法は 2002年10月に施行され、20年が経過しようとしているが、いまだに受け入れ拒否の事例は数多く報告されている。受け入れ拒否の原因は補助犬法についての知識や教育不足が大きいが、その理由は衛生面の不安であることが多い。補助犬の衛生管理の中で、物理的な被毛の飛散や臭い対策、犬アレルギー対策として被毛の手入れは有効なものとなるが、これらは補助犬使用者が容易に実施できることが必要かつ重要である。これらのことから今回、受け入れ拒否の要因の1つになる「被毛の飛散」に着目し、ラバーブラシ、ボディシート、マイクロファイバー製タオルで清拭した後の抜け落ちた毛の量を比較したところ、有意差はみられなかったが、ラバーブラシに比較してボディシートとフェイスタオルでは床面に抜け落ちる量が少ない傾向がみられた。

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