教員養成系大学生のSDGsに対する認知度および意識調査

書誌事項

タイトル別名
  • Awareness of and Attitude toward SDGs Among College Students Majoring in Education
  • キョウイン ヨウセイケイ ダイガクセイ ノ SDGs ニ タイスル ニンチド オヨビ イシキ チョウサ

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抄録

2015(平成27)年9月,国連サミットにおいてSDGs(持続可能な開発目標)が採択された。2017(平成29)年には新学習指導要領が告示され,前文には「持続可能な社会の創り手の育成」という言葉が加わった。本研究では,教員養成系の大学生を対象にアンケートを実施し,SDGsへの認識や理解度を調査した。その結果,30.3%の学生が「言葉も意味や内容も知らない」と回答した。また,SDGsに関する指導がどの教科によって行われるべきなのか,その考えに偏りが見られた。さらに,世界規模で直面する課題を自分事として捉え,日常生活で実践することに対しても,大学生は難しく感じていることが示唆された。新教育課程の重要な学びの柱になるであろうSDGsについて,児童生徒と共に学ぶ前に,将来教職に就く大学生にはある程度の予備知識が今後益々求められる。

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