コマユバチの繭と繭糸の構造

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タイトル別名
  • Fine structure of cocoon and cocoon filaments from Braconidae insect

抄録

<p>コマユバチの作る小形の繭と繭糸の構造を光学顕微鏡と走査電子顕微鏡(SEM)で観察した。コマユバチの繭糸は,カイコと同様に 2 本の繭糸が接着し,1 対の繭糸を構成している。繭糸の断面はほぼ円形で,中心部のフィブロインをセリシン層が包む構造である。コマユバチの繭糸 1 本の断面は直径の平均値で 3.8 μm で,カイコの 12 μm の 1/3 以下であった。また,繭糸の太さは外層部から内層部へ向かって細くなる傾向が見られた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390857777804731008
  • DOI
    10.51011/ijwss.22.0_67
  • ISSN
    24366218
    13404725
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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