原因不明の恥骨結合炎に対して恥骨結合固定術を行った1例
書誌事項
- タイトル別名
-
- Pubic symphysis fixation for idiopathic pubic symphysisitis: A case report
この論文をさがす
説明
<p>症例は55歳女性で主訴は恥骨部痛であった.X線像で恥骨結合部の骨硬化像と関節面の不整が見られた.血液検査で炎症所見がなく,非化膿性恥骨結合炎と診断した.保存療法で症状が改善せず,恥骨結合固定術を行い軽快した.一般に恥骨結合炎は骨盤部の手術後やスポーツが原因で生じると報告されているが,本症例の原因は不明であった.本症例は明らかな原因が不明な,比較的珍しい非化膿性恥骨結合炎と考えられた.</p>
収録刊行物
-
- 東日本整形災害外科学会雑誌
-
東日本整形災害外科学会雑誌 34 (4), 404-408, 2022
東日本整形災害外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390857833078700800
-
- ISSN
- 2433569X
- 13427784
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可