原因不明の恥骨結合炎に対して恥骨結合固定術を行った1例

書誌事項

タイトル別名
  • Pubic symphysis fixation for idiopathic pubic symphysisitis: A case report

この論文をさがす

説明

<p>症例は55歳女性で主訴は恥骨部痛であった.X線像で恥骨結合部の骨硬化像と関節面の不整が見られた.血液検査で炎症所見がなく,非化膿性恥骨結合炎と診断した.保存療法で症状が改善せず,恥骨結合固定術を行い軽快した.一般に恥骨結合炎は骨盤部の手術後やスポーツが原因で生じると報告されているが,本症例の原因は不明であった.本症例は明らかな原因が不明な,比較的珍しい非化膿性恥骨結合炎と考えられた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ