頭蓋骨縫合早期癒合症に対する,前頭骨と眼窩上縁部の一体型骨切法を用いた前頭眼窩前出し法の有用性
書誌事項
- タイトル別名
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- Usefulness of fronto-orbital advancement using integrated osteotomy of the frontal bone and supraorbital bar for craniosynostosis
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説明
<p>前頭眼窩前出し法における骨切りにおいて,従来の前頭骨と眼窩上縁部とを分離して骨切りを行う手術法(分離法)では,前頭骨と眼窩上縁部との間に‘ずれ’が生じやすい.前頭骨と眼窩上縁部とを一体にして骨切りを行う手術法(一体法)の効果を後方視的に検討した.分離法を行った群では前頭骨と眼窩上縁部とに平均1.87 mmの‘ずれ’を生じた.両者で手術時間や出血量,手術合併症に差はなく,一体法は‘ずれ’をなくすことが可能な手術法として選択肢の一つになり得ると考える.</p>
収録刊行物
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- 小児の脳神経
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小児の脳神経 47 (4), 365-371, 2022
一般社団法人 日本小児神経外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390857899422761600
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- ISSN
- 2435824X
- 03878023
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可