石炭火力の最低負荷引き下げの効果と再エネ余剰電力を利用した調整力の維持

DOI
  • 吉葉 史彦
    (一財)電力中央研究所 エネルギートランスフォーメーション研究本部 プラントシステム研究部門

書誌事項

タイトル別名
  • Contribution of Lowering the Minimum Load of Coal-fired Power Plant and Stabilization of Power Grid Using Suppress Renewable Energies

抄録

<p>電力を安定供給するには電力の需要と供給を常に一致させる必要がある。再生可能エネルギーは季節により出力が制御される時間帯が発生しつつあるが,再生可能エネルギーの出力制御を削減するには,火力機による負荷調整をより低い出力で行うことが有効である。ここでは従来まで30%とされる石炭火力の最低負荷を引き下げることを想定し,その電力系統の運用への効果を評価する。また,再生可能エネルギーが大量に導入された場合について,出力制御された余剰再エネ電力を利用して石炭火力を運用し,電力系統の安定運用に必要な慣性や調整力を維持する手法を紹介する。 </p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390857899424891904
  • DOI
    10.20550/jieenermix.102.1_54
  • ISSN
    24323594
    24323586
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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