令和2年7月豪雨による熊本県芦北町の浸水被害と学校及び保育施設の事業継続

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書誌事項

タイトル別名
  • INUNDATION DAMAGE IN ASHIKITA TOWN, KUMAMOTO PREFECTURE DUE TO THE HEAVY RAIN IN JULY 2020 AND BUSINESS CONTINUITY OF SCHOOLS AND NURSERY SCHOOLS

説明

<p> 令和2年7月豪雨では芦北町を流れる佐敷川等が氾濫し,町中心部で1500世帯を超える住戸被害が発生した.この水害で佐敷川沿いに立地する小,中学校や保育施設では0.1~1.6m浸水し,休校・休園を余儀なくされた.水害直後の2020年7月中旬から2021年3月に計3回,浸水痕跡調査とRTK-GNSS測量を実施し,計43地点で浸水深と標高の調査を実施した.また,2021年12月に教育委員会及び保育所を訪問し,事業継続方法と課題についてインタビューした.主要な河川である佐敷川と湯浦川の両流域を対象に平面2次元洪水氾濫シミュレーションを実施し,浸水過程を分析した.これらの結果をもとに浸水エリアに立地する学校・保育所の事業継続の課題と対策について考察した.</p>

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