文化資源の三次元デジタルアーカイブデータの記録と活用
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- 宮前 知佐子
- 人間文化研究機構 国立民族学博物館
書誌事項
- タイトル別名
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- Documentation and Utilization of 3D Digital Archive Data for the Sake of Cultural Heritage
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説明
<p>本稿は,三次元計測技術を利用したデジタルドキュメンテーションと,3Dデジタルデータの利活用手法に着目し,文化資源のデジタルアーカイブについて概観する.博物館など文化施設は,コレクションや研究資料の保存のため,デジタルアーカイブを構築してきた.デジタルアーカイブの中には,三次元計測により取得されたデータや,その他の3Dデータも含まれるが,フォーマットやハードウェア・ソフトウェアの制限により,データの利活用は進まずにいた.技術の変遷とともに活用の幅が広がってきており,コレクションの解説や研究成果の公開のため,VR (virtual reality) 作品など,3Dデジタルアーカイブデータを用いたコンテンツが開発されてきた.三次元計測技術が文化資源の分野に導入され,適用されてきた変遷をたどり,3Dデジタルアーカイブデータの特性や,データ利活用の発展について解説する.</p>
収録刊行物
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- 日本画像学会誌
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日本画像学会誌 62 (1), 47-58, 2023-02-10
一般社団法人 日本画像学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858010059446400
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- ISSN
- 18804675
- 13444425
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可